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難治性胃腸疾患症例集

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一歳半より約四年半、毎朝続く胆汁嘔吐症候群を腸管免疫活性療法にて治癒した一例(当院10件目)

当院10件目(テンスオピニオン)
種類:柴犬
名前:マナちゃん
   2009年6月13日生まれ(6歳)♀
来院地域:愛知県名古屋市

病状

約四年半前より、毎日早朝、胆汁を嘔吐。下痢は認めず、吐物には血ペイが混じる事もある。いつも冷たい所でお腹を冷やしている。どの病院においても、お腹が空いている為、朝に胆汁を嘔吐するのではないかと言われてきたが、治療に全く反応せず。漢方病院にも通院(9件目)。胃腸を守る一般薬を減らすと嘔吐が起こる為、当院へ転院。

経過状況

2015年5月5日
当院初診日。
毎朝、草を食べて胆汁を嘔吐するとの事。冷たい所でお腹をつけているとの事で腹部圧痛を疑う。腹部圧痛+++。下痢、認めず。この症状なら腸管免疫活性療法がベストと判断。自然療法薬を2週間分処方。
5月10日
元気・食欲ありも、5月9日・10日の2日間胆汁を嘔吐。腹部圧痛なし。血液検査、フィラリア検査を行う。異常なし。草を食べる仕草をする。
5月12日
こちらより、状態確認。嘔吐認めず。朝・夕同量の自然療法薬を与えているが、朝に食欲がないとの事。療法薬による胃もたれを疑う。朝の薬を半量にし、食事の2時間前服用を1時間前服用とする。
5月24日
元気+。嘔吐認めず。食欲ありも草をよく食べる。尿検査・糞便検査を行うも異常なし。草を食べるという所がポイントとなっている。(今までは草を食べると必ず吐いていた)この反応にowner様も草を食べるとまた吐くのではないか?という不安をお持ちである。この日より毎日、日記をつける様お願いする。天候・最低気温・最高気温・食事の時間などをノートに記載していただく。
5月28日
こちらより状態確認。朝のみ体が重いとの事。嘔吐、認めず。この仕草は療法薬と食事の間があきすぎるせいではないか?と疑い、朝のみ食事の30分前服用とする。
6月7日
来院。嘔吐全く認めず。食事と薬の時間を短めた事により、体が重い感じを受けなくなった様子。腹部圧痛認めず。朝のみやや胃もたれがある様に見えるとの事、草を食べる仕草が5月27日より認められない。6月1日に三度草を食べているが、嘔吐認めずそれを除くと草を食べる仕草は認めず。
6月20日
来院。元気、食欲あり。嘔吐、一切認めず。草を食べる仕草を一切しなくなっている。
これにより、オーナー様の不安もなくなっており、安心してみていられるとのこと。

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猫のIBDを伴った皮膚病変のない皮膚病は完治。IBDは漢方薬で良好な一例

アビシニアン 王子ちゃん

当院2件目(セカンドオピニオン)
種類:アビシニアン
名前:王子ちゃん
   2007年9月22日生まれ(9歳)♂
来院地域:愛知県春日井市

経過状況

2017年1月18日
当院初診日。4年前より毎年夏場に限って頚部脱毛を起こすとの事。顔面・胸部・腹部に皮膚病変は一切認めず。頚部のみ2ヶ所、皮膚病変は認めるも掻き傷であり、一日中掻いているが特に夕方~夜にかけて多く見られる。この部位のみ他の体表面と比べて熱感あり、「熱症体質」と診断する。かゆみは「熱症体質」独特の夕方~夜にかけて著しい。

オーナー様より小さい頃よりずっと水溶性の血便をしているとの他症状の情報を受ける。(アビシニアンはこの症状が他の品種と比べて比較的多く認められている。)この症状が続いていた為に前院より低分子プロテインの特別療法食が出されている。体表温を落とす為の清熱剤(熱を落とす漢方)を処方する。水溶性血便があるという事は、腸炎を起こしていると考えられる為、腸の炎症を治める事も同時に可能と考えこの処方に至る。
1月28日
漢方がなくなったためご来院。皮膚患部の痒み完全にストップ。
更に水溶性血便も同時に完全ストップ。水溶性のため脱水がおこっていないことが大切であり、ツルゴールテスト (腰部の皮膚を引っ張り、元に戻る秒数を見る事)を確認するも脱水を認めず、かつ血便も一切認められず。

前院では、水溶性血便も一切治っていないにも関わらず、強制的に特別療法食として低分子プロテインのみ絶対に食べさせる様に強く指示されており、オーナー様はその療法食を与え続けていても、全く変化がないことをご理解されておりながらも、低分子プロテインを続ける事を断りずらい雰囲気を作られていて不信を抱きながらも継続せざるをえない状況を作られておりました。

いわゆるIBD(免疫介在性腸疾患)にあたるため、特別療法食のみで効果をそうすることは、どう考えてもあり得ないことをオーナー様にお伝えしてあり、特別療法食がなくなり次第、普通の食事に変えてもらって結構ですとお話いたしました。

オーナー様も前院において何の効果も認められない、かつ費用も高い特別療法食を与え続けることは、上記の様に不適切なことを強制されていたことから一般食にしてくださいとの一言により、心より不満感、不安がなくなりましたと言うお言葉をいただく。
3月16日
ご来院。皮膚に熱があり、掻いていた患部は、掻いた跡が一切認められない。前院当時は、嘔吐もあったとの事。これも全く認められない。慢性水溶性血便と嘔吐も伴っていたことがわかり、わざわざ麻酔をかけて内視鏡を入れるまでもなく、この症状によりやはりIBD確定と考える。二週間に2回ほど、どうしても漢方が与えらなかった日があったとの事。この2日のみ、血便をしていたとの事。

つまり、清熱作用のあるこの漢方が腸管の炎症に対して確実に効いて炎症を治していたことを物語っている。先生に言われたように、特別療法食を与える事なく、一般食にしても全く特別療法食の効果には関係なく血便は出ていませんでした、とおっしゃられる。自然療法薬にして完治を目指すか?オーナー様とご相談させていただいた結果、漢方による寛解を目指すことと決定する。二週間分、漢方を処方することにする。症状に応じて漢方の容量を残減させていき、寛解に向けての治療を行っていく事を相談の上、再度、確認させていただく。

病名を確定するために、麻酔をかけて検査、更に検査をする所がやたらと多いです。そこの裏には、病名を確定することにより、例えばこの病気は治らない。ステロイドを一生飲まなければならない。その容量で効果がないなら、副作用が出現するが増量するしかない。あるいは、この特別療法食を一生食べさせないといけないという方向へ持っていく所がいかに多い事か?と痛感いたしております。

診察、診療と言うものは、オーナーさまからのその子の詳しい症状を聞き出すこと、これを診察の第一歩として、そこから、視診、聴診、触診をしていけば、理窟が通るので、これだけでまずまず90%の病気はわかります。

当院の状況としては、尿路感染症で、PH (尿の酸性化、アルカリ化を正常PHに戻すため)に長期必要のある場合のみに限り必要可能性がある場合以外は、特別療法食を出したことは一度しかございません。尿のPHを急遽変更させたい場合は、当院オリジナルサプリメントを用いますので、現在 (2017年3月17日)の時点で、当院の指示によりこの特別療法食を出している子は、一人もおりません。

特別療法食をお出ししている方は、転院されて来ていただいている方のみで、これを食べていると調子がいいとおっしゃられている方のみですので、当院では、特別療法食は一切ストックしておりません。オーナー様からご依頼をお請け次第、メーカーに発注させていただいて、最短、翌日お渡しにしております。前院からの続きで尿路疾患の特別療法食をお出ししている方は、二件のみです。私の考えでは、尿路疾患を除き、当院にて難病を治療している子、治療し終わっている子に、お出しする必要性は全く感じておりません。

転院されて来られる方は、前院から強制的に特別療法食を出されている方が、ほぼ8割以上にのぼっております。

必要性のない特別療法食は、当然、費用も高く、また、切らすとすぐにダメになると言われたと皆さん口にされます。特別療法食事がなくなりそうになる頃に、急いで買わなくてはいけないと言う精神的圧迫感、また、足らなくなった時に、数日のみ一般食にしなくてはならないし、それを与えたら再発するのではないか?といったオーナー様の感じられるのは罪悪感です。なぜ?そのような薬と同時に特別療法食を売り付けるように、オーナー様に不安感を与えるのか?更にその費用も高く、私は全く理解に苦しみます。このような治療と称して食事を売り付ける行為を行う事を私は許すことが出来ません。怒りを常々感じておりましたので、今回、この子の症例集を出させていただくにあたり声を大にして抗議するしだいです。

当院のホームページに出させていただいている子達は特別療法食を一切与えておりません。また、症例集に出してはいない治療中の子、治療を終了した子達は一切特別療法を与えておりません。

特別療法食を与えなくてはいけないと言われ、それが普通になっておられる方、また、王子くんのオーナー様の様に、明らかにおかしいが、それを話すことすら出来なくする雰囲気を作らせる様にもっていかれておられる方、治療方針の再考を考えていただくことをお薦めいたします。

余りにも愛情のない治療は獣医師として、また、一人の人間として断じて許してはいけませんし、この子達はペットではなく、家族の一員です。こうした行為を平然と行っている所を私は病院とは一切思っておりませんし、断固として病院とは認めてはおりません。あまりにも酷い行為が今回も行われておりました。この場をお借りしてあえて苦言を呈しさせていただきます。
 

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2ヵ月間週2回の嘔吐が他院での漢方で効果なく当院の自然療法薬にて完治した一例

当院3件目(サードオピニオン)
種類:ポメラニアン
名前:てんまるちゃん
   2010年4月28日生まれ(6歳)♂
来院地域:愛知県春日井市

病状

2ヵ月前より週に2回嘔吐(胃液のみ)を繰り返す。漢方病院にて治療。舌診(舌の色を診る事)と嘔吐の仕方だけで漢方を処方されたとの事。2ヵ月間全く変化のないとのこと、病気に対しての説明すらないとのことでオーナー様が治療に対する不安をお持ちで当院へ転院。

経過状況

2015年9月20日
当院初診日。診察、治療というものはいきなり漢方や自然療法薬を使用するのではなく一般治療(西洋医学)にて行うものだと思っております。従いまして、本日より胃の蠕動運動をよくする内服と胃の粘膜保護剤からの処方とする。上腹部のみ圧痛+++。嘔吐は胃液で明け方が多いとのこと。
9月26日
元気、食欲ありも、やはり週に2回胃液を嘔吐している。上腹部圧痛は減。同薬を1週間処方する。
10月4日
やはり胃液を週に1度嘔吐しているとのこと。
ここで考えを変える。嘔吐とは、いらない物、腐敗している物を体から出す行為。下痢ならやはり腐った物、体に不必要な物は早く外へ出す行為。つまり、てんまるちゃんの場合、吐かなくてもいいのに吐いている。これは免疫機能が壊れている証拠。そこで自然療法薬を用いて、間違って嘔吐してしまう異なった免疫力を元に戻すこととする。さらに、元に戻った正しい免疫力を増強させる事とする。
本日より自然療法薬を処方。1日2回服用として、7日分処方。
10月11日
来院。週に2回嘔吐あり。今までは定まらない時間で嘔吐をしていたが、夜に限定されてきている。同薬を7日分処方。
10月18日
来院。嘔吐の質が明らかに変わってきている。今迄は胃液のみであった物が、未消化物の嘔吐に変化している。今週は週に2回嘔吐有り、同薬の継続7日分処方。
10月25日
来院。未消化物の嘔吐を週に1回している。回数は減ってきたが、まだ嘔吐は止まっていない。同薬1週間分処方。
10月31日
来院。腹部圧痛なしも、やはり未消化物を1回嘔吐する。同薬を2週間分処方する。
11月14日
来院。異食癖があるため異物を食べて嘔吐。2週間で1回のみ未消化物を嘔吐。自然療法薬を2週間分処方する。自然療法薬の用量を1.5倍増とする。同薬を3週間分処方する。
12月5日
来院。歯磨きガムを食べた時にのみ嘔吐。その他の嘔吐を認めず。同薬4週間分処方。
2016年1月9日
来院。嘔吐を全く認めない。同薬を4週間分処方とする。
2月13日
来院。ゴムのおもちゃを食べたとのこと。催吐薬を服用させ、院内にてゴムのおもちゃを嘔吐
このおもちゃを吐かせた事で、今迄元に戻ってきていた正常な免疫力が狂うことを示唆。こちらとしても心配。同薬を4週間分処方。
但し、再度何らかの嘔吐があれば即連絡していただく事とする。
3月12日
来院。嘔吐を一切認めず。腹部圧痛も認めない。
同薬2週間分処方。
3月26日
来院。異物を食べて嘔吐。その他の嘔吐は全く認めない。
同薬2週間分処方。
4月9日

来院。腹部圧痛なく嘔吐は一切認めない。同薬を3週間処方。
この時点で完全に免疫機能が正しくなっている。今後は同薬を続け、まず正常な免疫力を体に完全に覚えさせる。

その後も同薬を継続服用して、正常に戻った免疫力を上昇させていく様にする。この症例でも明らかな様に漢方薬は万能薬ではありません。当院の自然療法薬でもいずれ反応のない症例が出てくるはずです。いかに副作用がない天然由来の成分を探し出すか?さらに幅を広げて新しい自然療法薬を探しているところです。

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猫IBD(免疫介在性腸疾患)を自然療法薬を用いた腸管免疫活性療法で治療、経過の良好な一例

当院3件目(サードオピニオン)
種類:ロシアンブルー
名前:シンバちゃん
   2010年1月1日生まれ ♂
来院地域:愛知県春日井市

病状

2010年12月から生後半年より血便にて一件目の病院を受診。
治まらない為、二件目の病院へ。

2013年10月10日。内視鏡検査及びそれに伴う組織検査において、IBDと診断。
一般薬として、ステロイド・抗原虫薬・嘔吐止め・下痢止めを処方される。

経過状況

2015年3月21日
当院初診日。
下痢は落ち着いているが、食後にすぐ嘔吐するとの事。自然療法薬のみの治療方針を立てる。
毎日のステロイドを、本日より2日に一回に減量して治療開始。
3月28日
元気・食欲良好。嘔吐・下痢全くなく、ステロイドをストップ。
4月5日
ステロイドを止めた事によるステロイドのリバウンド(はねかえり)認めずも、この一週間での天候の変化、気圧の変化の著しい時のみ、嘔吐・下痢あり。
頓服で下痢止めを処方。
4月17日
元気・食欲良好。ここ一週間で、胃液の嘔吐・血便、各一回ずつありも、自然療法薬のみで治療を継続。
5月1日
元気・食欲良好。フードの変更にて、嘔吐一回、二日間血便あり、ステロイドは未使用のまま。
嘔吐・下痢、いまだに見られる為、抗活性酸素剤を追加。
5月16日
元気・食欲良好。体重10%増加。毛並みが見違えるほどつやあり。嘔吐・下痢全く認めず。
自然療法薬と抗活性酸素剤を継続。
6月11日
元気、食欲あり、嘔吐、下痢一切なし。もちろん、血便も認めず。心雑音を認める。自然療法薬と抗活性酸素剤の使用を継続する。抗活性酸素剤は、心臓の内壁及び心臓弁膜表面の酸素の老廃物である(活性酸素)を排便、排尿時に体外へ排出するため、心臓弁膜症の場合に、当院では度々服用している。

猫の心臓弁膜症は、極めて珍しいため、心臓認定医のいらっしゃる、名古屋市千種区にある金本勇先生の茶屋ヶ坂動物病院での詳しい精密検査を行ってもらってはどうか?とお薦めすることにする。
6月30日
元気、食欲あり。嘔吐及び下痢を一切認めず。前回お薦めした茶屋ヶ坂動物病院にて心臓弁膜症の精密検査を行い、約3センチ位の、金本先生の印鑑が押された鑑定書をお持ちになられる。確かに心臓の雑音が認められるが、現時点では治療の必要はなしとの確定をいただく。IBDに関しましては、自然療法薬と抗活性酸素剤の併用を行う。
8月15日
元気、食欲あり。依然として嘔吐、下痢を一切認めず。聴診上、心雑音は存在する。状態が非常に良いため自然療法薬+抗活性酸素剤の継続を行う。人間でも、腐敗したものを食べてしまったりすると嘔吐、下痢をするのは当たり前の事です。しかし、何も関係のないものを食べて嘔吐したり、下痢をすることはありえません。勝手に嘔吐、下痢をするという事は、正しい行為ではないことを自然療法薬での治療をしていくことで、しっかりと体に、生理的に覚えさせることを行っていき、その子により覚える時間の差はありますが、体が正しい免疫力を発揮してきたら、順治、自然療法薬を減量して行き終了とすることに持っていくこととする。

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