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腫瘍(癌)疾患症例集

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脂肪肉腫を自然療法薬とサプリメントの併用にて非常に良好な一例

当院3件目(サードオピニオン)
種類:チワワ
名前:チェリーちゃん
名前:2006年1月18日生まれ(12歳)♀
来院地域:名古屋市守山区

病状

脂肪肉腫とは、悪性腫瘍の一つであり腫瘍の根が深く十分に取り切れていないと再発率が高いが、他臓器への転移が比較的少ないという特徴があります。発生場所としましては、足や胴体などの体表に発生することが多く、かつ比較的高齢で多く見られます。
痛みを伴わない事が多く、表面が破裂する事もあります。

経過状況

2016年9月上旬
右前肢肘のあたりを異常に舐めた後に数日後、急に1.5cm程度のふくらみが出来る。1件目の病院にて、“急に大きくなるものは悪性ではない?”と言われ様子を見る事とした。
オーナー様は今迄の経過を全て記載してお持ちされたため、この一言も確実に、私が見ておりますし、この様なおかしな発言をしている事は、飼い主様も明らかに間違いであると感じておられておりました。従いまして、転院をご決意されセカンドオピニオンに行かれております。この発言は、私と飼い主様との間で、確認を取っております。

9月下旬、ますます大きくなり、肘に巻きついてくるのでセカンドオピニオンにて、病理検査。検査結果、「脂肪肉腫(悪性)」。当院に病理検査報告書をお持ちになられる。

病変部組織の細胞診の写真を見て、細胞同士での、細胞の核分裂が盛んに認められ、核の大小不同が存在し、シート状の配列をしている。これらのシート状の細胞の周囲には、脂肪滴の散在がある。
これらの所見を考えると脂肪肉腫であると思われる。
これが、細胞が紡錘型をしていて核の大小不同があるのなら、上皮系=癌と表現されます。癌と肉腫は、悪性腫瘍になります。


私の場合、診断名及びコメントは、絶対に最初に拝見いたしません。主観が入ると、誤診する恐れがあるためです。

私は、病理医ではありませんが、可能な限り自分で診断出きるようにしております。勿論、病理医ではございませんので、全ての病理写真が分かる訳ではございません。

コメント:非上皮性・悪性「脂肪肉腫(悪性腫瘍)
10月上旬
脂肪肉腫を手術切除。
11月上旬~2017年にかけて
抗ガン剤使用。合計6回。1回目~4回目以降、副作用あり。5~6回迄の副作用は軽かった。心臓が徐々に悪くなり心臓弁膜症と診断。ピモペンダンを開始する。
2017年9月
手術部に小豆大の塊ができる。この腫瘍の表面は、悪性腫瘍の再発となる。
同年10月上旬
脂肪肉腫、手術2回目。
11月
抗ガン剤1回目。嘔吐下痢が著しく、数日後に骨髄抑制を起こす。抗ガン剤ストップ。点滴通院する。その後4日間食べずショック状態になる。5日目より、徐々に回復する。
12月下旬
抗ガン剤が使用不可能になったため、肥満細胞腫の治療に用いる分子標的薬(パラディア)をすすめられると同時に断脚もすすめられる。脂肪肉腫に効くのかわからないとのこと。とりあえずもらって帰るが、ネットで調べると下痢等の副作用があるのをみて投与せず。
12月下旬
漢方薬を購入する。
本年2月
手術したところに少しふくらみを感じる。
3月17日
腫瘍の肥大が認められたため断脚を勧められたが反対の脚にも出る可能性があるとのことも、何も処置されず。飼い主様は、ご家族の一員である大切なチェリーちゃんを、なんとか治したいと、ホームページの症例集、及び、治療実績一覧をご覧になられ、一週間後の、3月23日、当院受診(初診日)となられる。
2018年3月23日
当院初診日。現状における全身状態の確認。元気、食欲あり。心臓(僧房弁閉鎖不全症)は、レバインのⅤ~Ⅵ/Ⅵである。脱水は、5-7 %。触診可能な全身リンパ節は、下顎リンパ節のみ、正常範囲ぎりぎりであり、他リンパ節は正常である。この下顎リンパ節の腫大は歯石から来ているものと考えられる。

当院での処方として脂肪肉腫であり、まだ柔らかい脂肪肉腫の表面は抗活性酸素剤のサプリメントで溶解が可能なため抗活性酸素剤を使用して柔らかい脂肪部分を融解することに決定する。

抗活性酸素剤とは、活性酸素を除去するサプリメントになり、便、尿に排出していきます。活性酸素といえば聞こえは良いのですが私たち人間、この子達は皆、酸素を吸って生きているため、不要となった酸素の老廃物を活性酸素と呼びます。

当院において抗活性酸素剤に反応しているのは、脂肪腫と基底膜細胞腫(両方とも良性)となります。

一番大切な肉腫(悪性腫瘍)を攻撃して消失させる副作用のない製剤は、当院において多数ございますが、今回は、犬ちゃんにてカプセル、又は錠剤での服用を当初考えておりましたのでAHCC(Active Hexose Correlated Compound:活性化糖関連化合物 )か?フコイダンの錠剤の使用が楽かと思い、院内で試みたところチェリーちゃんが全く口を開けさせないため、当院で一番実績のある自然療法薬(散在)といたしました。各々、1日2回の処方として16日分をお渡しする。

左眼におきまして、時計の針の6時~9時部分に角膜炎を認める。前院にて、ステロップ点眼薬 ( ステロイド製剤 )を処方されておりました。新生血管が認められないため、人間用ステロイド点眼薬によるステロイド性白内障、緑内障の可能性がより低いフルオロメトロンの1日4回処方に切り替えを行う。
4月7日
ご来院。元気・食欲あり。
抗活性酸素剤及び自然療法薬の服用はOK!
自然療法薬は一般的に水か、ぬるま湯に溶かして服ませていただいておりますが、お水で団子状にするとペロッと食べてくれるとの事。

患部がふた周り小さくなっている。
当院での処方後5日目あたりに小さくなってきているとオーナー様からご意見いただきました。


今回は腹部圧痛及び再度の5-7%の脱水を認められたため、腹痛の治療と共に脱水に対する皮下点滴を行っております。
反応が初回投与時より16日間で著しいため、今回も同薬とサプリメントを14日間で処方致しました。
追記
1件目の病院にて“急に大きくなるものには悪性はない”と言うレベルでは考えものです。大きくなれば、子供でも怖い、危ないと思って当たり前です。この様な所がまだまだ数多く平気で存在しています。困ったものです。

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取り残しのある無顆粒性メラノーマ(悪性)を自然療法薬の服用のみで良好な一例

当院2件目(セカンドオピニオン)
種類:トイプードル
名前:アイスちゃん(10歳)♂
来院地域:岐阜県加茂郡

病状

無顆粒性メラノーマとは口腔内の歯肉部から発生することが多く、腫瘤が口腔内のかなりの部分を占拠していることもあります。
色は黒く色素沈着していることがメラノーマの特徴ですが、3割程度はメラニン色素のない無顆粒性メラノーマが存在します。メラニン色素に乏しい無顆粒性メラノーマは診断する事が難しいため、病理検査で確定します。
転移する確率が非常に高く、口腔内周辺の体表リンパ節や肺に多く転移することが認められます。
メラノーマの平均的発症年齢は10~12歳で男の子により多く認められます。

経過状況

2017年6月18日
初診日。本年5月(1ヵ月半前)に口腔内に梅干し大の赤い腫瘤が認められたため切除ope。
病理検査の結果、無顆粒性メラノーマと診断する。完全切除はされていない。(取り残しがある。)
この時点でレントゲン撮影にて明らかな肺への転移は認められない、とのこと。
当院において触知することが可能な体表リンパ節の肥大は認められない。
癌における反応のよい天然素材で、効果にムラのない製剤を選ぶこととする。今回も自然療法薬を迷わず選択。
1日2回、4週間分処方とする。
7月12日
元気、食欲あり。肺転移時に認められる腹式呼吸は見られない。全身体表リンパ節の腫大なし。
左側の舌の下に1cm×1cm×1cm大の赤い腫瘤を認める。
抗癌ビタミン誘導体との併用を視野に入れるが、カプセルがこの子に対してはかなり大きく、また、カプセルを取って出した有効成分は舐めるとピリピリして服用が難しいため、自然療法薬の用量を1.5倍に増量して4週間処方とする。
8月12日
元気、食欲あり。体表リンパ節の腫大は認めず、前回認められた1cm×1cm×1cm大の赤い腫瘤は縮小。
0.8cm×0.8cm×0.8cm大へ腫瘤の赤色が薄くなっている。
自然療法薬を5週間分処方。
9月14日
元気、食欲あり。今回も体表リンパ節の腫大は認められない。
舌の下にある薄く赤い腫瘤は更に縮小。0.5cm×0.5cm×0.5cm大へ。
呼吸の乱れも認められない。あえて肺のレントゲンの必要性を感じないためレントゲン撮影せず。
自然療法薬を4週間分処方する。
10月10日
元気、食欲あり。体重の変化認めず。全身リンパ節に異常を認めない。BCS 3/5
( 体重の重さを数字で表すこと。5段階に別けて、1がガリガリの痩せすぎ、5が太りすぎ。ベストは3 )
口腔内、左顎の奥の腫瘍、大きさ変わらずも表面が充血している。アイスちゃんの体重からして、これ以上の自然療法薬は、数量的に服用が難しいとの事で据え置きにする。
自然療法薬は、量を増やしてどれだけ飲ませても副作用などは全くない。
11月7日
元気今一ない。食欲にムラが見られ体重も落ちてきているとの事。今回も全身の健康診断から行う。全身リンパ節正常。
今朝、食べていないにも関わらず、中~下腹部の腸の蠕動音( 腸管の動く音 )が早く、腸管内に水分貯留音が聞こえる。
胃袋周辺から中腹部、下腹部を触診して押すと、後ろを向いて噛みつきにくる。
普段からおとなしい子で、今までにこの様な事はない。嘔吐、下痢等なし。多飲、多尿がある。( 沢山水を飲んで沢山尿をすること)
男の子のため子宮は存在しない。胃袋周辺の痛みでかつ嘔吐があるなら、膵炎も考えなくてはならないが、上~下腹部全体の痛み、時々胆汁を嘔吐するとの事、多飲多尿がある事より、全体的な事を考えると、胃炎~腸炎の可能性が一番高い。
胃炎、腸炎の治療のため、注射2本と7日分の胃酸抑制剤と腸の保護をする薬を処方する。
前回に認められた口腔内の腫瘍は、充血が引いて、水泡状になっていて、大きさも半分以下になっている。
自然療法薬は、同量で28日分処方する。

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2度切除の舌メラノーマ(悪性黒色腫グレードⅢ)を自然療法薬と抗癌ビタミン誘導体の併用にて良好な一例

当院2件目(セカンドオピニオン)
種類:G.レトリバー
名前:はなちゃん
   2007年5月3日生まれ(10歳)♀
来院地域:兵庫県神戸市

  • 2回目のope前 H28年12月9日
    2回目のope前
    H28年12月9日
  • 2回目のope前 H28年12月9日
    2回目のope前
    H28年12月9日
  • 2017年6月25日 患部 (舌下腫瘍完全消失)
    2017年6月25日 患部
    (舌下腫瘍完全消失)

経過状況

2017年4月2日

当院初診日。昨年11月末、口腔内(舌)メラノーマの可能性がある舌の上の腫瘍(出来物)を切除。病理検査結果(悪性メラノーマ取り残しあり。グレードⅢ)抗癌剤開始。カルボプラチン、NSAIDs(非ステロイド製消炎鎮痛剤)処方。切除舌メラノーマの周囲に舌炎を認めるとの事。カルボプラチンetcによる抗癌剤の副作用が強度に出て、抗癌剤を全てストップ。メラノーマに対しての治療が不可能となる。病理所を見させていただく。悪性黒色腫(メラノーマ、ステージⅢ。完全切除されていない。)
今後の予想としてさらに大きくなる事。肺への腫瘍転移の可能性大、との報告あり。
前院にて肺転移は認められないと言われている。舌の裏、右側に母指頭大の腫瘍の存在がある。当院オリジナルの自然療法薬を選択する。1回目の舌メラノーマ切除後3ヵ月後の本年2月にもメラノーマ再発により舌メラノーマ切除を行っているため、自然療法薬単独の使用での根治は不可能であると考える。
よって今回は自然療法薬にプラスして、抗癌ビタミン誘導体を併用する事とする。

※抗癌ビタミン誘導体とは、癌細胞が増殖する際にある種のビタミン酵素を必要とするが、それと化学構造は全く同じだが作用出来ない製剤のこと。癌細胞が増殖する際にこのビタミンの酵素を必ず必要とします。抗癌ビタミン誘導剤はこの物質と化学構造が全く一緒なので、この抗癌ビタミン誘導体が癌細胞に取り込まれると癌細胞は増殖するための食事が入って来たと思い、この抗癌ビタミン誘導体を取り込みます。しかしながら化学構造が同じですが、作用できなくなっていますので癌細胞が増殖することは出来ません。

4月2日初診時には、胸部X-rayは撮影しておりませんが全身の体表リンパ節の腫大は認めておりません。但し舌の右側裏側に腫瘍が認められる。母指頭大(人の親指の爪のある関節の大きさ)更に舌全体に炎症が認められる。
自然療法薬の投与と抗癌ビタミン誘導体の2種併用として28日分処方する。

4月29日
元気、食欲あり。舌全体の炎症消失。舌裏の腫瘍縮小
体表リンパ節腫大なく、肺野に癌転移していている様な腹式呼吸認めず。 同薬2種を28日分処方する。
5月21日
来院。元気、食欲あり。外から触れる、体表リンパ節の腫大を一切認めず。舌下の腫瘍の縮小が確認できる。非常に良好である。自然療法薬と抗癌ビタミン誘導製は、容量を変えず4週間分処方する。
6月25日
来院。心臓弁膜症、体表Ly節の腫大、貧血etcの腫瘍(メラノーマ)による全身への腫瘍随伴症候群は一切認められない。舌炎消失、舌下にあったMass(出来物)完全消失。
メラノーマの取り残しがあるにもかかわらず、腫瘍が完全消失している。
よって同薬2種を28日間(4週間分)処方する。
※今後28日間(4週間ごと)に兵庫よりご来院していただき診察を行っていく予定(ファーストオピニオンでの治療は一切行うことをせず。)当院での治療のみとする。
7月18日
来院。元気、食欲あり。体重の変化はみられない。肺に癌が転移していると呼吸が出来なくなってくるため、胸での呼吸(胸式呼吸)が乱れ、お腹だけで呼吸する(腹式呼吸 )が見られ始めるが一切認めず。胸を使えないため、横隔膜を腹部で持ち上げてお腹だけで息をしようとするがみられない。同薬を4週間処方することにする。
8月18日
来院。元気、食欲あり。6月25日に認められた舌の腫瘍は、完全に消失しており、再発を認めず。体表リンパ節の腫大も合わせて認められない。非常に良好である。あえてレントゲンは撮影せず。自然療法薬と抗癌ビタミン誘導体は、継続して同量で4週間処方することにする。
9月14日
来院。元気、食欲あり。呼吸の乱れは一切認めず。舌炎の再発、舌の下の腫瘍の再発は一切認められない。
体表リンパ節の異常も合わせて認められない。よって、同薬を同じ容量で、4週間処方することにする。

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肺原発の肺癌が自然療法薬にて非常に良好なため、紅豆杉の使用に切り替えた一例

当院2件目(セカンドオピニオン)
種類:M.ダックスフンド
名前:サクラちゃん
   2002年11月15日生まれ(13歳)♀
来院地域:愛知県春日井市

病状

※肺における粟粒性皮膚病変に関しまして

当院のレントゲン撮影装置はFCR(コンピューターレントゲン)であり、局所を大きくさせたり、色の濃淡を変化させることの出来るレントゲン装置です。
この粟粒性病変も拡大、濃淡の変化を1日何度にも渡り確認いたしております。

同じレントゲンを1日に最低3回は見直しております。
それは、
1.一部のみに気をとられると他の病変を見落としてしまうという最悪な結果になる。

2.精神的にイラツキ、焦りなどがあると誤診してしまう可能性が大きい。

3.オーナー様のご来院のない時間帯でゆとりがある時に必ず、最終読影を行う。

この病変に関わらず、肺での粟粒性病変に関しましては、胸腔内全体の像と比較してまいりますが、例えば、肺炎、気管支炎、気管支の硬化像、手前に向かってきている気管支の断面象、腫瘍(癌)等々に分類されますが、肉眼上4mm以下のものの存在はいくら像を拡大いたしましてもぼやけるだけで確認がとれません。従いまして乳腺腫瘍(癌)に代表される腫瘍(癌)の手術の前に必ずレントゲンを撮影をするのですが、あらかじめオーナー様には肉眼上実寸等倍で4mm以下の腫瘍性病変が存在した場合には確認がとれませんと説明させていただいております。

経過状況

2015年7月3日
当院初診日。元気なく、連日嘔吐(胃液)あり。飲水量も多い。触診にて著しい腹部圧痛を認める。
オーナー様のご希望によりX-ray(レントゲン)検査、及び血液検査を行う。X-rayにて胃壁の著しい肥厚を認める。心肥大あり。
変形性脊椎症も認める。心音はレバインⅡ/Ⅵ。この日より胃炎による胃壁肥厚の治療、変形性脊椎症の痛みの緩和処置を行う事とする。変形性脊椎症の痛みの緩和処置薬は当院オリジナルサプリメントを使用する事とする。心肥大を認めるレバインⅡ/Ⅵの僧房弁閉鎖不全(MR)に対してはACE阻害剤で対応する。
2016年3月26日~4月1日迄
発咳著しく腹式呼吸にて来院。咳誘発検査(コフテスト)+++。
頚部(首)を伸ばして苦しそうに呼吸している。X-ray及び血液検査を行う。
X-rayにて肺水腫及び心基底部周囲に母子頭大の肺門リンパ節の肥大を併った直径5mm大のMass(出来物)を多数認める。
血液検査において白血球の上昇を認めずも、体力低下による二次感染防止のため抗生物質の投与を開始、あわせて鎮咳剤及び利尿剤を開始する。

血液検査において、全身での白血球の増加が認められない。レントゲンにて肺炎の病変となる、肺胞パターン、気管支パターン、レールロードサイン(すべて肺炎の時に認められる典型的なレントゲン画像のこと)が一切読み取れないことより肺癌(肺腫瘍)の疑いが著しく高い。全身の体表で触知可能がなリンパ節の腫大は一切認めず。
サクラちゃんの性格を考え入院させずに1日2回(朝・夜)に通院していただく事とする。本日より1日2回経口投与の自然療法薬の投与を開始する。
天然物質から抽出された自然療法薬を用い、腸管内に多数存在する白血球を活性化させて、体の免疫力を高め腫瘍(癌)細胞の活性化を抑え、消失させることを目標とする。
4月2日
X-ray及び血液検査を行う。X-ray所見より肺門リンパ節の肥大が著しく減少。
但し、心基底部には依然として5mm大の粟粒性病変が存在している。(鳥の食べる粟の実の形に似ているためこの様な表現をする。)
肺にはまだ微量ながら肺水腫を認める。聴診にて僧房弁閉鎖不全、レバインⅢ/Ⅵへ。
発咳に関しては一般的西洋薬及び漢方製剤を数種類与えていただくも著しい反応は認められず。発咳だけを考えると西洋薬の効果の著しいものの注射薬のシロップも作ることは可能だが、全身的副作用を出す事はなく治療したいとのオーナー様のご希望と当院のコンセプトが一致し、使用せず。
血液検査において異常所見認めず。念の為肺炎、気管支炎の併発を防ぐため抗生物質投与は行う。肺水腫に対しては継続して利尿剤を投与。僧房弁閉鎖不全におけるレバインⅢ/Ⅵへの上昇に関してのACE阻害剤は増量せず。
4月3日~4月8日迄
毎日1日2回(午前・午後)の通院をしていただく。この間に徐々に腹式呼吸の改善を認める。胸式-腹式呼吸がバランスよく行われる様になってきている。
4月9日
X-ray。肺水腫一切認めず。心基底部のMassあり。痰が絡んだ様な咳を依然として認める。咳のもとになっている腫瘍(癌)は、肉眼で確認可能な最小の4㎜大になっている。
利尿剤ストップ。
4月10日~4月27日迄
オーナー様もご心配のため1日1回の通院とし、心音の確認、胸式-腹式呼吸の状態を見ていく。
2016年4月28日~
肺がん(肺腫瘍)対策の自然療法薬の1日2回投与。
MRに対してのACE阻害剤のみの2種類で良好。但し、1日に数回、動く度に痰が絡んだ咳をしているも、元気、食欲良好である。
1~2週間毎にご来院していただく。
6月12日
元気あり、食欲あり、血液検査、X-ray撮影。心肥大、心基底部にMass様病変を認めるも小さくなっている。咳だけは運動により出る。
※当院においては、頻回な検査はオーナー様を逆に不安にさせる事があるため様子を見て行っております。(こちらが知りたいがためのエゴな検査はいたしておりません。)
7月27日

元気あり、食欲あり、咳はほとんど出ず良好。
肺がん(肺腫瘍)対策の自然療法薬の1日2回投与。
心臓弁膜症レバインのⅡ/Ⅵで良好。
MRに対してのACE阻害剤のみの2種類を続行。

考察:今回のサクラちゃんの肺のトラブル(肺がん)は動物では珍しく、他所から転移してきた転移性肺がんではなく、肺原発性肺がんと判断いたします。肺はがん(腫瘍)にとって、酸素は多くまた血液が盛んなため、こんなに栄養分のある最高な存在場所はありません。一気に大きくなる傾向がとても強いものです。
サクラちゃんの場合は血液検査等をからめて全体像を診ているため、肺がんの初期病変が見つかった時より自然療法薬を使用しておりますので、痰の絡んだ咳は1日に数度出しますが肺がんの転移の増加は認められておりません。動物の肺がんの肺原発性は極めて珍しい症例となります。

肺のレントゲンを皆さんにご覧いただける様に何度もセッティングいたしましたが、残念ながらどうしてもボヤケてしまい、上手く症例集に記載することが出来ませんでした。この場を借りてお詫びいたします。

※今回のサクラちゃんの肺の病変は5mm大の大きさにて、提携病院である日本動物高度医療センター名古屋でのCT,MRI,C-アームを用いての肺病変の精密検査をご提示いたしましたが、治る治療法がないのだとしたら、先生のところでお願い致しますと治療を一任されました。その結果、自然療法薬による副作用の全くない治療法でここまで来ております。オーナー様の何日間にも渡る1日2回通院のご努力とご理解に感謝いたしております。

次回2週間後、X-ray及び血液検査を予定


ご家族様と共に記念撮影
2016.7.27

8月2日
元気、食欲あり。咳は極々たまに出るのみ。胸部レントゲン撮影を行う。その前の聴診にてレバインⅡの心雑音を聴取する。レントゲンにて心肥大を認める。肺病変に関しましては、肺野に癌細胞や異物を摂取したであろう白血球による肺病変の変化と思われる、前回とは異なるもやけた4㎜サイズの病変を認める。心臓弁膜症に対しては、ACE阻害薬の継続と癌病変の変化が認められるため、自然療法薬の同量継続を行う。この時点において、嘔吐、下痢を認めずも上~下腹部圧痛があり、症状として多飲多尿(沢山水を飲んで、その分沢山の尿をする事)を認めるため、胃炎及び腸炎があるため、制酸剤と腸管修復剤を処方する。このあとの経過の中で度々、腹痛を起こすため常備薬として、9月6日に念のためお渡ししておく事にとする。

ここでの多飲多尿とは、胃炎を起こしている際に、胃炎によって多量に出てきた苦い胃酸を薄めるために、水を飲んで胃酸を薄めて、その分、尿に薄めて排出している証しとなる。大型犬で散歩に行く子は、エノコロ草と言う前の尖った葉っぱを食べて、胃壁をつつかせて大量の胃酸を吐こうとすることです。
2017年2月24日
ここまでほぼ半年間、元気、食欲ありも時々咳込むとのこと。レントゲン撮影を行う。心肥大は認めるものの心音はレバインⅡをキープしている。問題の肺病変は完全消失。自然療法薬を同量で継続する。
3月16日

元気、食欲ありも時々咳はするとのこと。自然療法薬は一日二回、食前服用となるため、オーナー様にとっては時間の制約をしなくてはならなくてはないため、現状で自然療法薬の効果がしっかりと出来ているため、本日より、紅豆杉の服用へと処方を切り替える事にする。

紅豆杉について
詳しくはこちらをご覧ください。

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神経を巻き込んだ腫瘍を中国産厳選漢方にて縮小させオペ切除した一例

当院2件目(セカンドオピニオン)
種類:Mix
名前:ハギーちゃん
   2005年11月生まれ(9歳)♂
来院地域:愛知県春日井市


  • 7月10日
    漢方開始前

  • 8月7日
    手術前

  • 8月18日 抜糸時

病状

3年来にわたる右大腿外側にできた巨大腫瘍あり。手術する迄、中国産厳然漢方にて縮小させ、手術にて腫瘍の辺縁を残さずに切除。

この腫瘍は初診時完全に筋肉に食い込み神経を巻き込んでおり、この時点で手術すると神経を切断してしまい、足が動かなくなる為、漢方にて腫瘍を縮小化させ神経を巻き込んでいたのをなくし、さらに皮下組織に食い込んでいたのを遊離させてから手術にもっていった症例になります。

経過状況

2015年7月10日
右後肢大腿部に腫瘍があるが、筋肉に食い込んでおり神経を巻き込んでいる為、この時点で手術して腫瘍を切除したら右後肢神経切除により足が動かなくなる為、中国産厳選漢方を高用量より処方。
7月12日
腫瘍の一部が破裂、俳膿あり右後肢が約2倍の大きさに腫れ上がり、患肢を地につけられないとの事。消炎剤・抗ヒスタミン剤を注射。漢方は迷わず継続。
7月19日
腫瘍縮小化。まだ神経に半分からみついている為手術不可。漢方継続。
7月30日
腫瘍全体的に縮小化。腫瘍の上方部分は神経から離れてきているも下部が少し筋肉に食い込んでいるため、漢方の効果を見ているとあと7~10日後に神経から全て遊離できると判断。漢方を継続処方。
8月7日
手術予定当日。午前中に来院。腫瘍全体が完全に筋肉から離れており、皮膚の下に遊離存在しているのを確認。午前中に血液検査を実施。手術可能と判断。午後から手術へ。取った腫瘍は病理検査へ。この子の年齢、腫瘍の今までの経過を考慮した上で、超短時間麻酔薬を選択して手術へ。術後6時間にて起立歩行可。ふらつき等一切認めない為この時点で退院。入院せず。
8月13日
FAXにて病理検査の報告あり。診断名・炎症性腫瘤(良性)。腫瘍組織の取り残しなし。悪性リンパ腫、肥満細胞腫などの悪性腫瘍は一切認めず。オーナー様へ電話連絡。
8月18日
抜糸。病理検査報告書に基づき漢方ストップ。患肢の跛行(足をあげること)認めず。これにて処置を終了とする。

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抗活性酸素剤にて下顎部の腫瘍が消失した一例

当院2件目(セカンドオピニオン)
種類:ダックスフンド
名前:さくらちゃん
   2005年2月16日生まれ(10歳)♂
来院地域:愛知県尾張旭市

病状

活性酸素とは、人間・動物達が生きていく上で酸素を必要としますが、その酸素を使ったあとに残った老廃物です。人間においても小さい頃にはこの活性酸素の作られた量が少ない為、大病はしませんが、中年以後に生活習慣病やがん等になりやすいのは、この活性酸素が貯まる為だからです。
これを体から排出させるのが抗活性酸素剤になります。

経過状況

2015年5月12日
当院初診日。
フィラリア予防の為、当院受診。
健康診断の際に、右下顎部に腫瘍あり(5×5×5mm大)。
体表リンパ節には異常を認めず。
高齢の為、手術をしなくても良い方法を第一優先に考える。腫瘍は活性酸素が貯まって出来た異物と考えられる為、抗活性酸素剤の服用を考える。
抗活性酸素剤を1日1粒処方。
6月13日
抗活性酸素剤がなくなった為、来院。腫瘍完全消失。体表リンパ節にも異常を認めず、良好。
元気・食欲とも上昇。ベスト体重に近い所まで体重増加。念の為あと1ヶ月、抗活性酸素剤を処方。
11月現在
その後も体表における他所での腫瘍の発生も認められず、抗活性酸素剤の服用により、元気、食欲の上昇。運動性の著しい向上。毛並み及び毛づやの良さが大変良いとの事で、抗活性酸素剤の服用を続けられております。

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